行政書士開業キット 解説記事 / 05 研修・スキルアップ

行政書士のClaude Code導入ガイド|インストールから初回起動まで

ターミナルに不慣れな方でも、今日からClaude Codeを使い始められるように解説します。

05 研修・スキルアップ gyosei-claude-training

Claude Codeは、Anthropic社が提供するClaudeというAIをターミナル(コマンドライン)から操作するためのツールです。行政書士業務では議事録整形・書類の下書き・条文要約など、日々の事務処理を大幅に効率化できます。一方で、ITに不慣れな方にとっては「ターミナルを開く」段階で手が止まってしまいがちです。本記事では、ターミナルを初めて触る行政書士の方でも安心して導入できるよう、準備から初回起動、最初の1コマンドまでを順を追ってご説明します。

なぜ行政書士がClaude Codeを学ぶのか

行政書士業務は、ヒアリング・書類作成・役所提出・関係者連絡の繰り返しです。特に書類の下書きや議事録の整形は、AIに任せることで作業時間を半分以下に短縮できる業務の代表例です。Claude Codeはブラウザ版のチャットよりも長文や複数ファイルを扱いやすく、事務所のPC内にあるファイルを直接読み込ませて要約や整形を依頼できるのが特徴です。

また、Claude Codeで習得した操作感は、将来的に事務所全体の業務自動化を組み立てる土台にもなります。最初の1歩としてインストールと起動をクリアしておくだけで、後に使えるスキル・ツールの幅が一気に広がります。

ターミナルの基本を押さえる

ターミナルとは、文字だけでパソコンに指示を出すための画面のことです。普段マウスでアイコンをダブルクリックしている操作を、文字のコマンドで行うイメージです。怖がる必要はありません。使うコマンドは最初のうちは数個で十分です。

Macの場合

Launchpadから「ターミナル」と検索して起動できます。黒や白の文字だけが並ぶウィンドウが開きますが、まずはそのまま立ち上げるだけで構いません。

Windowsの場合

スタートメニューから「ターミナル」あるいは「Windows PowerShell」で起動できます。Windows 11では標準で「Windowsターミナル」が使えます。Windows 10の場合はMicrosoftストアから追加インストールが可能です。

◼︎ 最初に覚えるのは、画面にコマンドを打ってEnterキーを押す、という動作だけで十分です。

Claude Codeのインストール手順

Claude Codeを動かすには、前提としてNode.jsというソフトウェアが必要です。Node.jsはJavaScriptを動かすための土台で、Claude Codeのような多くのツールで採用されています。

1. Node.jsを先に入れる

Node.jsは公式サイトから最新の推奨版(LTS版)をダウンロードしてインストールします。インストーラーの指示通りに進めれば、特別な設定は不要です。インストールが終わったら、ターミナルを一度閉じて開き直してください。

2. Claude Codeをインストールする

ターミナルで次のようなコマンドを実行します(具体的な書式はバージョンにより変わる可能性があるため、最新情報は公式ドキュメントでご確認ください)。

◼︎ 注意点:権限エラーが出る場合は、Macでは管理者パスワードの入力、Windowsでは「管理者として実行」したターミナルが必要になることがあります。

初回起動とAPI認証

インストール後、初めてClaude Codeを起動するとAnthropicのアカウント認証を求められます。画面の指示に従ってブラウザでログインし、表示されるコードをターミナルに貼り付けるだけで完了します。

認証が終わると、ターミナル画面に対話用のプロンプト(入力欄)が表示されます。ここに日本語で指示を書けば、Claudeが応答してくれるようになります。

◼︎ 認証情報やAPIキーは事務所の共有ドキュメントや共有クラウドには置かないでください。守秘義務と情報管理の観点から、個人PCの標準ストレージに留めるのが安全です。

最初の1コマンドを動かしてみる

起動できたら、まずは一番簡単なタスクから試してみましょう。おすすめは、手元にあるテキストファイルを読み込ませて要約させるという作業です。

この1往復ができれば、Claude Codeの基本的な使い方は掴めています。後は指示文を少しずつ実務寄りに置き換えていくだけです。

行政書士業務で最初に触ってほしいタスク

導入直後の練習としておすすめなのは、議事録の整形です。クライアントとの打ち合わせで取ったメモを、見出し付きの議事録に整えるだけでも、AIの力を実感できます。

具体的には、雑多にメモしたテキストを渡し、「日時・出席者・議題・決定事項・宿題事項に分けて整えてください」と指示するだけです。数秒で整った議事録が返ってきます。業務として使う前に、必ず人の目で誤りがないかを最終チェックしてください。

つまずきポイントと対処

導入初期にありがちなつまずきと、その対処方法をまとめました。

◼︎ 細かいエラーメッセージはそのままコピーし、Claude自身に貼り付けて原因と対処を聞くのも効率的です。

次に読むべき記事

インストールと初回起動が終わったら、次はAIに任せる業務を体系的に覚える段階です。議事録・メール・書類作成などの具体的なチャプター別の使い方は、姉妹記事「AIで行政書士業務を効率化する6つのチャプター」で解説しています。併せてご覧ください。

また、情報管理・守秘義務とのバランスについては「行政書士の職業倫理とマインドセット」の記事もご一読ください。AI活用は便利な一方で、依頼者情報の扱いに細心の注意が必要です。

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